どの程度のニキビであっても、やはり、なにかしら自分でケアはしたほうがいいでしょう。
ニキビ対策の基本としては、毛穴の詰まりを防ぐことと皮膚への刺激を与えないことがあげられます。
初期の段階のニキビは、正しいケアで肌を清潔にして治ることもありますが、
逆に刺激することによって炎症を起こし周囲の組織が破壊されるという悪化の道をたどる可能性もあります。
せっかくスキンケアで肌を清潔にしても、ニキビを気にして指でいじったりすると炎症を起こしかねません。
ニキビをいじるつもりはなくても、頬杖をついたりするのも同様です。
また、髪の毛が皮膚にあたるのも刺激になります。
髪を束ねる、ピンでとめるなど、顔に髪の毛が触れない工夫をしてください。
また、髪の毛にシャンプーやリンスが残らないよう十分にすすぐことも大切です。
化粧をする際は、油分が少なく、洗顔料で簡単に落とせるタイプのファンデーションを使うとよいでしょう。
また、重ね塗りは、必要以上にニキビに触れないためにも、避けたほうがよいでしょう。
ニキビができない目や唇には十分な化粧が可能なので、周囲の視線をニキビから逸らせるためにも積極的に行なってみてはどうでしょうか。
直接ニキビに刺激を与えることのほかに、睡眠不足やストレスもニキビに悪影響を及ぼすことがわかっています。
睡眠不足やストレスがかかった状態が続くと皮脂の分泌が増え、皮膚があぶらっぽくなります。
ニキビを今以上に悪化させないためにも、睡眠は十分にとり、ストレスもうまく発散していくようにしてください。
タバコが健康に被害を与えることは、ほとんどの人が承知していることですね。
ニキビについても、同じことが言えます。
タバコが肌に悪影響を与えることは想像がつくかもしれませんが、ニキビにとっても大きなダメージを与えます。
タバコを吸っていると、ニコチンの作用によって大量のビタミンCが消費されます。
ビタミンCには抗炎症作用があるため、これが不足するとからだの各部で起きている炎症が抑えられなくなります。
ニキビも毛穴が起こしている炎症なので、ビタミンCが不足しているとその炎症を抑えるための手助けができなくなってしまいます。
またビタミンCは、古くなってつかいものにならなくなったコラーゲンを新しいものに置き換える役割も持っています。
そのためビタミンCが不足するとしわやたるみがあらわれたり、毛穴の引き締め力が落ちてしまうこともあります。
タバコは末梢血管にも影響を与え収縮させてしまいます。
すると血行が悪くなり、毛穴を硬直させてしまったり、ニキビの回復力も落としてしまいます。
タバコはまさに「百害あって一利なし」なのです。
命にかかわる重大な病気をしてお医者さんに指示されてから初めて禁煙を試みる人もいると思いますが、ニキビくらいならいいじゃないと思わずに、
予防医学のためにも今ある健康を維持するためにも、タバコは吸わないに越したことはありません。
ニキビと言うと、テカテカしたアブラ肌を想像しませんか?
ニキビは毛穴が詰まってそこに皮脂がたまったものですから、
皮膚のアブラとは切っても切れない関係にあるといえます。
そのアブラ肌(オイリー肌と呼ぶことにしましょう)が、実は冷え性と関係があることをご存知でしたか?
血行が悪く代謝もスムーズでない冷え性の体質の人は、からだを保護するために、皮脂の分泌が盛んになりがちなのだそうです。
これは皮脂をたくさん出すことによって皮膚を覆って保護し、からだの中の熱を外へ逃さないためであると言われます。
水温の低いところで泳ぐ寒中水泳や、長く水中で泳ぐことになる遠泳の選手は、からだに油を塗って泳いで熱と体力の消耗を防いでいる人もいるようです。
冷え性の人がオイリー肌になるのと仕組みは同じです。
冷え性を改善するためには、足浴や手浴などもお勧めですが、確かにぽかぽか手足が温まるものの、それは一時的なことで、からだの中が冷えていればすぐにもとに戻ってしまいます。
からだの中に熱を運んでいるのは小腸なので、小腸の働きを元気にすることで、内面から冷え性を改善することが期待できます。
物を食べると小腸が運動して食べた物を大腸に送り出します。
その運動(蠕動運動)が熱を作り出し、血液を温めて全身へ送っているのです。
特に、心臓が昼間より休憩モードに入る夜間は、小腸にがんばって運動してもらって温かい血液を送り出してもらいたいものです。
そのためには食べたものが小腸へ届いた状態で眠りにつきたいので、寝る3時間ほど前からは食事をしない習慣をつけるとよいでしょう。
ニキビ対策のために冷え性対策を。
意外なところでつながっているのですね。
ニキビと聞くと、皮膚の上に赤くふくれ上がった湿疹を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
実際にニキビで悩んでいる人は、そのように炎症を起こしているニキビが発症しているケースがほとんどです。
しかし、ニキビにはいくつかの種類があり、症状も多彩です。
また軽いものから重いものまであります。
そこで今回は、まだ炎症を起こしていないニキビである「白ニキビ」と「黒ニキビ」について説明したいと思います。
●白ニキビ
まず「白ニキビ」ですが、これは毛穴にコメドができて、たまった皮脂が透けて見える状態を言います。
コメドとは、角栓が毛穴に詰まって皮脂の出口がふさがれてしまったものを言い、小さくぶつぶつして見えます。
毛穴の周辺で角質層が厚くなり(角化)、毛穴に角質が詰まってしまい、これが皮脂と混ざって脂のかたまりのような栓になってしまいます。
●黒ニキビ
次に「黒ニキビ」ですが、これは皮脂が空気に触れて酸化し、ほこりや汚れなどを吸着して毛穴の表面が黒く見えるものです。
黒ニキビは鼻の頭や頬に目立ってできることが多いです。
白ニキビも黒ニキビも、まだこの段階では炎症を起こしていないので、早めにケアすることで炎症を伴う赤ニキビへの進行を防ぐことができます。
また、そのまま自然に治ってしまう場合もありますが、アクネ菌が毛穴にたまった皮脂を栄養にして繁殖してニキビを悪化させることもあるため、侮ってはいけません。
きちんとしたスキンケアにこころがけ、ニキビの悪化を未然に防ぎましょう。
思春期のニキビに悩む人も、そして大人ニキビに悩む人も、はやくニキビにさよならしたいという思いは共通していることと思います。
ニキビ対策の基本は、毛穴をつまらせないこと、皮膚を刺激しないことです。
つまりはニキビをつくらないようにすること、そしてもしニキビができてしまっても、痕を残さないようにすることが大切なのです。
ニキビの原因となる古い角質や皮脂を毛穴につまらせないためには正しいスキンケアが必要です。
ここでは、ニキビ対策としての洗顔のポイントをいくつか挙げてみましょう。
1.洗顔料はよく泡立てる
2.皮脂の多い部分から洗う
3.十分にすすぐ
4.拭き取るときは、やわらかいタオルをやさしく押し当てる
皮膚を刺激しない洗い方に心がけてください。
ポイントは「泡で洗う」ことです。
石けんや洗顔フォームは、泡立てることによって洗浄力が高まり、皮膚への刺激を軽減します。
洗顔料は、油分の少ないものや、ニキビ用のものを使うとよいでしょう。
皮膚への刺激を避けるため、フェイスブラシの使用は控え、洗顔後はタオルで水分をこすり取らないように気をつけます。
皮脂や古くなった角質を洗い落とすために、洗顔は欠かせないケアです。
1日2回、朝と晩に行ない、汗をたくさんかいたりほこりで汚れた場合などは水洗いでもよいのでその都度洗い流すようこころがけてください。
また、洗顔後の保湿も忘れずに行ないましょう。
皮脂が多いからと言って保湿をしないでいると、皮膚のバリア機能が低下して、炎症を起こしやすくなってしまいます。
油分を補給するのではなく、水分を補給するため保湿性の高い化粧水や美容液を使用し、肌をしっとりした状態にしておきましょう。